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12月17日高値@24,091円を目前に息切れして足踏み
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +32.62 @28,939.67, NASDAQ -22.60 @9,251.33)。ドル円為替レートは109円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が781に対して、下落銘柄数は1,256となった。騰落レシオは99.07%。東証1部の売買代金は2兆168億円。
TOPIX -9 @1,731
日経平均 -109円 @23,917円
米ブルームバーグが「米国は、発動済みの対中追加関税を大統領選挙後まで維持する」と伝えたことで、米中貿易協議に対する楽観的な見方がやや後退したため、利益確定売りが優勢となった。香港や上海などアジア株が総じて軟調だったことも日本株全般の下押し要因となった。しかし、下値を売り下がるような展開にもならなかった。
日経平均はかなり回復してきたが、日本株全般で見るとまだまだ割安に放置されている銘柄が多い。東証1部では、PBRが1倍割れの銘柄の割合が44%である。欧州は15%。中国は11%、米国はわずか5%しかない。日本株の評価が如何に低いか分かる。
日経平均の日足チャートを見ると、12月17日高値@24,091円を目前に息切れして足踏みしている。今後上下どちらへ動くかはこれから出てくる材料次第だが、もし、再び25日移動平均線を割り込むと再度調整局面となりそうである。
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、鉱業(2位)、電気機器(3位)、海運(4位)、機械(5位)となった。
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