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株の新聞【10月2日夕刊】

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大引け
■日経平均:11154.76円(▼213.5円)
■TOPIX:1076.97(▼24.16)
■売買高概算:21億3643万株
■値上がり銘柄数:283
■値下がり銘柄数:1368
■日経JQ平均:1258.1(▼14.65)
■マザーズ指数:373.84 (▼19.21)
■ヘラクレス指数:594.52(▼25.39)
■日経平均(25日移動):12143.51
■25日線からの乖離率:-8.14%
■騰落レシオ(25日移動):68.42
■RSI:※メルマガに記載

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 2日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落。
終値は前日比▼213円50銭(1.88%)安の1万1154円76銭で、2営業日ぶりに年初来安値
を更新。2005年5月26日(1万1027円94銭)以来、約3年4カ月ぶりの安い水準を付けた。
朝方こそ続伸で始まったものの、その後は米金融問題に対する不透明感や世界的な
景気悪化を懸念した売りで下げ幅を拡大し、大引けにかけ一段安となった。
東証株価指数(TOPIX)も大幅に反落し、2営業日ぶりに年初来安値を更新した。

 前場中ごろ過ぎに米金融安定化修正法案が上院で可決されたと伝わったが、その後は
むしろ売りが優勢になった。上院での可決は織り込み済みとして、下院での審議や法案の
実効性などを見極めたいとの雰囲気が広がったという。高く始まった大手銀行株は後場に
入り、徐々に弱含んだ。

 地合いを一段と冷やしたのが、トヨタやソニーなど主力株の相次ぐ年初来安値更新だった。
前日発表の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、9月の米新車販売台数
がともに大きく悪化し、世界景気の悪化に伴う企業業績の減速懸念が一段と広がったという。
午後も主力株に外国人とみられる売りが続き、自動車やハイテクのほか、鉄鋼や商社、
建機株の下げがきつく、新日鉄や三菱商、コマツも年初来安値を更新した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆2035億円、売買高は21億3643万株。
東証1部の値下がり銘柄数は1368と全体の8割に達した。値上がり銘柄数は283、
変わらずは56だった。

 三菱UFJ、みずほFG、三井住友FG、三菱商、トヨタ、ホンダ、新日鉄、ソニー、コマツ、
JFE、三井物が売買を伴って下落。住石HD、大同特鋼、日立建機が急落し、
パシフィックは値幅制限の下限(ストップ安)で比例配分された。

半面、武田、キヤノン、東電、NTTドコモ、ソフトバンクが買われ、東洋糖、ハニーズ、
コープケミが大幅高。

 東証2部株価指数は7日続落し、連日で年初来安値を更新した。
オリコ、中央電、ロンシールが売られ、日本LCAが買われた。

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 ジャスダック市場の売買代金は概算で128億円、売買高は2662万株だった。
時価総額は9兆円を割り込み、8兆9457億円と2003年12月22日(8兆9073億円)以来、
約4年10カ月ぶりの低水準となった。フェローテクが大幅安。J
COMが反落し、日本マイクロが値幅制限の下限(ストップ安)で引けた。
マクドナルドも小安い。
半面、楽天が堅調だったほか、セブン銀が連日で上場来高値を更新した。
主力株で構成するJストック指数は3日続落。

 東証マザーズ指数の終値は前日比19.21ポイント安の373.84だった。8日続落は
6月19日―30日(8日続落)以来。売買代金上位の銘柄に下げが目立った。
サイバー、ミクシィ、ngiといったネット主力株が後場に一段安となった。
エスエムエスは変わらず。

 大証ヘラクレス指数の終値は前日比25.39ポイント安の594.52だった。
不動産関連のダヴィンチとASSETがストップ安で引けた。大証、日本通信、マネパ、
アールテックも大幅安。半面、ぐるなびが小高く引けた。

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■1部売買代金上位(株価:円)
三菱UFJ 896 (▼27)
みずほ 440000 (▼10000)
三井住友 638000 (▼17000)
三菱商 2045 (▼195)
トヨタ 4310 (▼150)
武 田 5590 (△70)
ホンダ 3000 (▼140)
新日鉄 357 (▼33)
ソニー 3020 (▼190)
コマツ 1503 (▼180)

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■1部上昇率上位(株価:円)
東洋糖 123 (△24)
東京電波 673 (△100)
ハニーズ 535 (△68)
コープケミ 268 (△32)
JVCKWHD 75 (△6)
鈴 丹 291 (△23)
科研薬 955 (△61)
塩野義 2350 (△140)
ソースネクスト 80000 (△4700)
しまむら 7120 (△390)

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■1部下落率上位(株価:円)
住石HD 145 (▼50)
パシフィック 8200 (▼2000)
東栄住宅 159 (▼36)
大特鋼 446 (▼83)
サクラダ 11 (▼2)
日立建 2055 (▼355)
PS三菱 202 (▼34)
S・サイエンス 6 (▼1)
TOWA 350 (▼58)
ラディアHD 2445 (▼400)

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■1部業種別騰落率上位
情報・通信業 △2.38%
電気・ガス業 △2.02%
医薬品 △1.1%
水産・農林業 △1.1%
空運業 △0.82%

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■1部業種別騰落率下位
鉱業 ▼8.26%
鉄鋼 ▼8.03%
機械 ▼6.56%
卸売業 ▼6.14%
非鉄金属 ▼5.49%

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■ニュース
・金融法案、米上院が可決 成立なお不透明
・米新車販売26%減 金融危機、実体経済に波及
・米GEが1.5兆円増資 バフェット氏ら引き受け、金融事業悪化
・米印原子力協定、発効へ
・世界情報通信サミット開幕、NTT社長が講演
・ファストリ、ユニクロの9月既存店売上高20.8%増
・任天堂、ニンテンドーDSの新機種11月に投入 1台1万8900円
・新日鉄・神戸鋼、200億円投じ共同出資会社設立 製鉄ダスト再利用
・円、1ユーロ=146円台に上昇――2006年8月以来


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■主な格付け
10/2 9984 ソフトバンク    UBS  Neutral→Buy格上げ      1930円
10/2 4528 小野薬品工業  ドイツ  Buy→Hold格下げ  6200円→5600円
10/2 4528 小野薬品工業  みずほ   3→4格下げ
10/2 ※メルマガに記載   メリル  売り→買い格上げ  2600円→3150円

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【海外】
ECB理事会
米8月製造業受注(23:00/-2.8%)
米副大統領候補討論会(ワシントン大学)
米SECによる金融関連株式の空売り禁止期限
《決算発表》
マリオットインターナショナル、コンセレーションブランズ

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