三菱重工業は、国内最大級の造船所「香焼工場」(長崎市)を、造船大手の大島造船所(長崎県西海市)に売却する検討に入ったと発表したそうです。
中国や韓国勢の大手が台頭する中、三菱重工の造船部門は苦境に陥っており、構造改革を進めるようです。
香焼工場は長さ約1000メートルの造船ドックを持ち、大型の液化天然ガス(LNG)運搬船を主に造っていましたが、三菱重工は創業の地である長崎市内に二つある造船所のうち、「本工場」は維持し、防衛省向けの護衛艦などに集中するそうです。
大型資源運搬船からは事実上撤退するようです。
三菱重工は2017年、大島造船所と技術提携を結んでおり、大島造船所は鉄鉱石などを運ぶばら積み船が主力で、近隣に生産拠点を増やして効率化を図るようです。
今年長崎に行ってきましたが、車窓から、また軍艦島クルーズの途中で三菱重工の造船所を見ました。
その一部が売却されてしまうんですね。
大島造船所にも頑張ってもらいたいですね。
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