トレードの記録を見ていると、稼げなかったころにやっていたアホ丸出しの原因がはっきりと出ていることがある。
あっちの場合は、その中の一つが、わけのわからんところでトレードをやっている、っていうやつだった。
たとえば、長期移動平均線が上向きで、中期移動平均線が下向き、短期移動平均線が二つの間でウロウロとかね。
トレンドフォロー順張りをやるのなら、わかりやすいのは、長期移動平均線の上に中期移動平均線があり、その上に短期移動平均線があって、短期の上に株価があるって形だ。
全部の線が角度をもった上向きで、その間隔が離れていればもっとわかりやすい。基本、買って持ってりゃ利益になる。
いまのあっちなら、当時のあっちに向かってこう言う。
わかりやすいところでやれ、わけのわからんところに手を出すな。
得意技を持て、1コでもいい。1コから増やせばいいのだ、まずは1コ持て。
年間どっかで勝てるから。それで資金管理をきちんとやれていれば、おのずと資金は増える。
本当は、シンプルに考えればいいのだ。自分にとってわかりやすいところで、自分の得意技で挑めばいい。アカンかったら即撤収、次に進む。資金管理はしっかりね。
ただそれだけのことが難しかったのだ、胃が痛むくらい、ド下手くそだった当時は。
それがわかる程度には、成長できて嬉しい。