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シロガネ

 
しろがねは白銀とも白金とも書く。
銀ETFは一部売却したものをこの前買い戻し、プラチナは買い増しした。
タイミング的にはドンピシャではないが、そこそこなので良しとして。
 
さて今回は銀について、いくつかのポイントをピックアップして解説しよう。
 
・ポイント1:通貨としての銀
銀は古来より金と同様に通貨としての役割を果たしてきた。現在においても、記念コインとしての形が多いが、貨幣として発行される。
ワールドシルバーサーベイ2019によれば、去年のコインや地金の需要は、工業用、宝飾品向けに続き3番目に多い5,637トン。現物需要の約18%を占める。
 
・ポイント2:景気と銀需要
金と比べて景気に左右されやすいと言われる銀だが、サブプライムローンによる金融危機の前後となる2018年と2019年の需要を比べてみると、約20%しか減少していない。
これは、景気悪化によりすべての銀需要が急減したのではなく、宝飾品や銀食器などいくつかの需要が底堅かったためだ。
 
・ポイント3:インドと中国の銀
国別の需要として注目すべきは、やはり印中。
中国は贈答文化の変化や2013年の政府の汚職対策により宝飾品などの需要が落ち込んだまま。
しかしそれに入れ替わるように、インドではこれらの需要が増えている。この理由の一つとして金から銀に需要が流れているのが要因だろう。
(インドの金需要が低迷気味なのは、金が高値圏なのと、インド政府の金リサイクル政策などが要因)
 
銀は、主に電子部品やソーラーパネルなど産業に使われるが、一方で宝飾品、コイン、地金など資産としての側面もある。そして海外の政策などにも需要が左右される。
やや動向が読みにくい面もあるが、インフレ対策としても選択肢の一つとなるだろう。


2件のコメントがあります
  • イメージ
    yoc1234さん
    2019/11/30 22:22
    これおもろい。

    選択肢としてはおき場所に困ると思う。

    結構大きいよ。
  • イメージ
    yoc1234さん、コメントありがとうございます。
     
    >これおもろい。
     
    お褒めの言葉、ありがとうございます。
     
    >選択肢としてはおき場所に困ると思う。
     
    >結構大きいよ。
     
    ご指摘の通り、銀は金に比べ、価格が安い。そのため個人で現物をもつとなるとかなりかさばりますよね。
    なのでETFと積立が無難なのでしょうね。
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