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高値圏で横ばいが続くと利益確定売りが優勢となりやすい

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +42.32 @28,164.00, NASDAQ +57.24 @8,705.18)。ドル円為替レートは109円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が628に対して、下落銘柄数は1,416となった。騰落レシオは111.46%。東証1部の売買代金は1兆5982億円。

TOPIX -3 @1,708
日経平均 -29円 @23,409円

米国株の主要株価指数が3指数とも最高値を更新したことを受けて、日経平均は高く始まった。しかし、トランプ米大統領が香港での民主主義の確立を支援する「香港人権・民主主義法案」に署名して同法が成立した。中国外務省は「重大な内政干渉だ」と強く反発している。これにより、米中交渉が難航するのではないかとの警戒感が広がり、利益確定売りが優勢となった。香港や上海株なども軟調に推移した。ただ、円相場が1ドル=109円台半ばと円安・ドル高で推移したことで株価を下支えした。

トランプ米大統領は来年の大統領選挙を控えている一方、中国は減速している景気を何とかテコ入れしたい。ともに貿易交渉は合意にこぎつけたいはず。

米国株の主要3指数が史上最高値を更新しているが、米国経済が本当に好調であるからだ。7~9月期の米国GDPは上方修正された。10月の米耐久財受注額が市場予想を上回って改善した。だが、上り坂はいつまでも続かない。必ずどこかで頂上に至り、その後は下り坂に変わる。その時にどのように反応するか次第でトレーダーが天国向かうのか地獄に向かうのかが決まる。どちらに向かっても構わないようにポジションのデルタΔを調整しておくのが正解である。

日経平均の日足チャートを見ると、11月26日に戻り高値@23,608円を付けた後、横ばいが続いている。高値圏で横ばいが続くと利益確定売りが優勢となりやすい。もし、25日移動平均線を再び終値で割り込むと、ダブルトップ形成が濃厚となり、さらに売りが優勢となる。7対3の確率で下に振れそうな気がするが、さて、どのように展開するか?

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、金属製品(1位)、陸運(2位)、鉱業(3位)、機械(4位)、倉庫・運輸(5位)となった。

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