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高値圏での「たすき線」

昨日の米国株式相場は小幅高となった(DAJIA ±0 @27,691.49, NASDAQ +21.81 @8,486.09)。ドル円為替レートは109円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が479に対して、下落銘柄数は1,606となった。騰落レシオは134.27%。東証1部の売買代金は2兆1558億円。

TOPIX -9 @1,700
日経平均 -200円 @23,320円

トランプ米大統領は講演後に、中国との貿易協議について「第1段の合意は署名が間近だ」と強調したが、米中首脳会談の日時や場所については何も示さなかった。また、円相場が一時1ドル=108円台後半まで円高・ドル安となり、株式相場の重しとなった。香港情勢が緊迫化してきてハンセン指数が再び急落したことで、日経平均をさらに押し下げた。

香港は世界中の金融機関や投資家が集まる都市であるが、これまで香港情勢の緊迫化は日本株にほとんど影響を与えてこなかった。しかし、もし、香港情勢の悪化を反映してハンセン指数がさらに下がり続けて上海総合指数にも飛び火するようなると、日本株にも飛び火してくるだろう。香港情勢から目が離せない。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日の長陽線に対して、本日は安く始まってそのまま下げ続けて昨日の安値よりも安く終わった。形としては高値圏での「たすき線」となり、これまでの上方向の動きを止めようとするローソク足である。ただ、株価は上向きの10日移動平均線の上で推移しているので、このまま調整局面に入るのかどうかはまだはっきりしない。もし、近日中に10日移動平均線に下に沈み込んだら、暫くは調整と見るのが定石である。

33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、石油・石炭(2位)、鉱業(3位)、食糧(4位)、その他金融(5位)となった。

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