ＪＴが12月から加熱式たばこを56％値引きでファン開拓へ

[TAROSSAさん]

日本たばこ産業（ＪＴ）は、加熱式たばこブランド「プルーム」の唯一の高温加熱型となる「プルーム・エス」について、スターターキットのメーカー希望小売価格（税込み）を12月１日から3480円に値下げするそうです。

これまでの価格は7980円で、値下げ幅は56％だそうです。

加熱式たばこの喫煙には専用デバイス（喫煙器具）が必要となるため、価格を下げることで他社からの乗り換え需要を喚起するねらいがあるようです。

今年１月に自社オンラインショップなどで発売したプルーム・エスは、６月に東京、愛知、大阪など６都府県の一部たばこ販売店などで取り扱いが始まり、８月には全国拡販を果たしたそうです。

ＪＴは６月の販売時に希望小売価格の半額となる3990円のキャンペーン価格を設定、９月末まで続けていたそうです。

ＪＴは10月31日、今年１年間の加熱式たばこの販売数量見通し（紙巻きたばこ換算）を40億本（７月公表）から33億本へ下方修正し、原因は「プルーム・エスの販売動向によるもの」としており、今回の大幅値下げで競合や紙巻きたばこからの乗り換え需要を取り込みたいようです。

おそらく10月から定価の7980円に戻したとたんに売れ行きが鈍ったんでしょうね。

思い切った値下げにより需要が喚起されるといいですね。

2914：2,480.5円