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米中閣僚級協議の結果待ち

昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +181.97 @26,346.01, NASDAQ +79.96 @7,903.74)。ドル円為替レートは107円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が595に対して、下落銘柄数は1,458となった。騰落レシオは125.94%。東証1部の売買代金は1兆8158億円。

TOPIX ±0 @1,581
日経平均 +96円 @21,552円

最初は米中閣僚級協議の先行きを懸念する売りが優勢となったが、その後は「米トランプ政権が米企業にファーウェイに機密上重要ではない製品の供給を近く認可する」との報道が伝わった。これにより米中協議が進展するとの思惑から買いが盛り返して、ファーストリテイリングなどの値嵩株が買われて日経平均を押し上げ、一時は145円高まで上げた。しかし、後場は米中閣僚級協議の結果待ちで様子見が主流となった。

日経平均の日足チャートを見ると、上下にひげを引いた陽線で終えた。特に下ひげが長い。ただ、日経平均は上げたが、TOPIXはほぼ変わらずで、且つ、下げた銘柄数の方が断然多いので、相場全体は高安まちまちと言えるだろう。

33業種中18業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、証券(2位)、化学(3位)、ガラス・土石(4位)、鉄鋼(5位)となった。

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