資生堂は、欧米で若者に人気の化粧品ブランド「ドランク・エレファント」を展開する米国のドランク・エレファントホールディングス(HD)を8億4500万ドル(約900億円)で買収する契約を結んだそうです。
有力ブランドを取得して、海外事業に弾みをつける狙いのようです。
資生堂の発表資料によると、同社の株式を100%取得する予定で、譲渡の実行日は2019年12月期中を予定しているそうです。
買収資金は手元流動性資金と銀行借り入れにより充当し、同期の資生堂の連結業績に与える影響は軽微とのことです。
資生堂は、高級スキンケア商品を国内外で展開していますが、欧米での知名度向上が課題だったそうです。
米国発のブランドもラインアップに加えることで、欧米市場での浸透を図るようです。
ドランク・エレファントHDは、天然素材を中心としたスキンケア商品を手掛けているそうです。
自社ブランドの展開で欧米での知名度を上げるよりも、買収した方が手っ取り早く知名度を上げられると判断したんでしょうね。
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