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売り線である「波高い線」が出た

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +36.28 @27,147.08, NASDAQ -8.62 @8,177.39)。ドル円為替レートは107円台後半の前日比円高での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,752に対して、下落銘柄数は337となった。騰落レシオは126.91%まで上昇しており、やや過熱気味と言えるが、勢いがあるときはどんどん上がることはよくある。東証1部の売買代金は2兆3637億円。

TOPIX +9 @1,616
日経平均 +84円 @22,044円

米FRBは9月18日まで開いたFOMCで2会合連続の利下げを決めた。ただ、政策金利見通しは2019年、2020年に追加利下げを見込むメンバーは少なく、米金利がさらに下がるという見方が後退した。米金利がこれ以上下がらないなら保険や銀行を売り込む理由がなく、金融株は買われた。日経平均の上げ幅は一時300円に迫ったが、日銀の金融政策決定会合の後は、公表文に「次回会合で経済・物価動向を改めて点検していく」との文言が入り、追加の金融緩和政策としてマイナス金利が深堀されるとの懸念から銀行株を中心に売りが出た。さらに、円高・ドル安が進み、日本株全般に売りが優勢となった。

日経平均の予想EPSとPERの推移を見ると、8月26日(EPS=1,763円、PER=11.49倍)から9月19日(EPS=1,759円、PER=12.53倍)へ変化している。予想EPSはほぼ変わらずだが、PERが大きくなった。株価が上がったのは、業績見通しがより良くなったからではなく、株式に対するリスク認識がやや下がり、その結果としてPERが大きくなったからである。https://nikkei225jp.com/data/per.php


日経平均の日足チャートを見ると、8月26日の安値を起点に上げ続け、7月25日高値@21,823円を上抜けて22,000円台で推移している。目先の上値抵抗線は4月24日の戻り高値@22,362である。今日の日足はちょっと嫌な、売り線である「波高い線」が出た。暫く調整があってもおかしくない線である。

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、繊維製品(1位)、サービス(2位)、電気・ガス(3位)、陸運(4位)、建設(5位)となった。


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