優利加さんのブログ
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8月9日の戻り高値@20,782円が目先の上値抵抗線
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +49.51 @26,252.24, NASADAQ -28.82 @7,991.39)。ドル円為替レートは106円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,104に対して、下落銘柄数は993となった。騰落レシオは94.32%。
TOPIX +4 @1,502
日経平均 +83円20,711円
米国株は高安まちまちとなったが、米長期金利が時間外取引で上昇したことを受けて円安・ドル高が進んだ。これを好感して本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。ただ、日本時間の今夜に予定されてるパウエルFRB議長のジャクソンホール会議での講演内容を見極めたいとの雰囲気が強く、上値を追う動きは限定的だった。
IHSマークイットが8月22日に発表した8月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が、好不況の分水嶺となる50を10年ぶりに割り込んだ。世界景気の先行きに不透明感が意識される。
日経平均の日足チャートを見ると、下げて始まったが切り返して陽線で終えた。これで4日連続で10日移動平均線の上にあり、その傾きは上向きである。8月9日の戻り高値@20,782円が依然として目先の上値抵抗線である。上向きの10日移動平均線の上に株価が浮上してくるとその後は上に動きやすくなる。
33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、鉄鋼(2位)、海運(3位)、証券(4位)、その他製品(5位)となった。
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