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FOMCの結果を見極めたいと様子見

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +28.90 @27,221.35, NASDAQ -36.88 @8,293.33)。ドル円為替レートは108円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は序章する銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,527に対して、下落銘柄数は533となった。騰落レシオは108.33%。東証1部の売買代金は2兆850億円。

TOPIX +7 @1,576
日経平均 +93円 @21,709円

6月の鉱工業生産指数は冴えなかったが、円相場が円安方向に動いたことを好感して、本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。日経平均の上げ幅は一時170円を超えた。金融政策決定会合で政策変更がなかったことが伝わると、売りがやや優勢となり上げ幅を縮小した。8月1日に発表されるFOMCの結果を見極めたいと様子見が強まっている。

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線も25日移動平均線も上向きであり、株価はその上で推移している。これは、過去25日間で買った人も、過去10日間で買った人も、株価が買い平均コストを上回っていることを意味している。自然体で行けば、株価は上に動きやすい。ただ、7月1日から16日の保ち合いレンジの上限が上値抵抗線として株価の頭を抑える形となっている。ほぼ水平の250日移動平均線も同様に上値抵抗線となっている。

33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、電気機器(2位)、倉庫・運輸(3位)、水産・農林(4位)、食料品(5位)となった。

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