LINEが24日発表した2019年1~6月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が266億円の赤字(前年同期は29億円の黒字)となり、スマートフォン決済サービス「LINEペイ」に関連した先行投資がかさんだようです。
スマホ決済事業でペイペイなどが仕掛けた巨額の還元キャンペーンに対抗したため、販売促進費が前年同期より120億円ほど膨らんだそうです。
売上高にあたる売上収益は前年同期比11%増の1107億円で、SNSサービス「LINE」のニュース画面での広告を含むディスプレー広告など広告収入が伸びたそうです。
営業損益は218億円の赤字(前年同期は103億円の黒字)だったそうです。
LINEペイ関連で人件費やマーケティング費用が増え、金融や人工知能(AI)などを含む「戦略事業」の営業損益は384億円の赤字だったそうです。
モバイルアプリ市場の動向は変化しやすく不確実性があるとして2019年12月期通期の業績見通しを公表していないそうです。
ペイペイなどに対抗してあれだけ広告・宣伝を打つと、費用もかさみますよね。
先行投資した分はちゃんと回収できるんでしょうかね。
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