優利加さんのブログ
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10日と60日移動平均線がゴールデンクロス寸前
昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +69.25 @26,786.68, NASDAQ +17.93 @8,109.09)。ドル円為替レートは107円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が995に対して、下落銘柄数は1,067となった。騰落レシオは108.55%。
TOPIX -10 @1,580
日経平均 -116円21,638円
米国や欧州の金融緩和が行われるとの観測を背景に米長期金利が低下傾向にあり、日米金利差が縮小すると見た投資家が円買い・ドル売りにポジションを傾けたため円高が進んだ。1ドル=107円台まで円高となり主要企業の想定レートである1ドル=109円台よりも円高水準となった。これを嫌気して今日は売り優勢となった。また、株式相場の先行指標とみなされる証券株は反転の兆しがない。証券株が本格的に反転すると相場全体も本格的な反転の合図となるのだが。
日経平均の日足チャートを見ると、今日は上下にひげを引いた短陰線で下げたが、上向きの10日移動平均線がほぼ水平な60日移動平均線を下から上に突き抜ける寸前となっている。大きなマイナス材料が飛び出してこない限り、暫くはたとえ下げても下げ幅は小さく、じりじりと上昇するのではないだろうか。移動平均線の変化で見る限り、今年2月中旬以降の動きと似ている。
33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、精密機器(3位)、非鉄金属(4位)、化学(5位)となった。
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