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TDKが体積1000分の1の世界最小の超音波センサー量産開始

TDKは、対象物との距離を正確に測定できる世界最小の超音波センサーを開発し、6月から量産を開始したそうです。
微細加工の技術を応用して、超音波の発信機と受信機、信号処理部をワンチップ化したもので、自動掃除機などに使う通常の超音波センサーと比べて、体積を1000分の1に小型化したそうです。
小型の電子機器やロボット、ドローン、仮想現実(VR)用ゴーグルなどへの採用を見込んでいるようです。

TDKが開発した小型超音波センサー「CH-101」は、縦3.5mm、横3.5mmのチップ内に必要な機能を搭載し、より少ない消費電力で距離を測定でき、生産コストも安いそうです。
小さく搭載しやすいことから、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」機器で採用が期待されるようです。

MEMS(微小電子機械システム)技術を活用したTOF(タイム・オブ・フライト)型の超音波センサーとしては「世界初」(TDK)だそうです。
MEMS技術の活用で、センサー精度が大幅に高まり、1mの距離の測定で、誤差は1mm以下に抑えられるそうです。
今後は測定距離を5mに伸ばした製品も開発する計画だそうです。

新センサーは台湾の宏達国際電子(HTC)が販売する一体型VRヘッドセットに採用済みで、高い測定精度を生かし、体の動きに合わせて映像を遅れなく表示することで「VR酔い」を低減できたとのことです。

超音波センサーは、TDKが2018年に買収した米センサー企業、チャープ・マイクロシステムズが中心になって開発し、TDKグループの総合力を生かし、信号処理のソフトなどを組み合わせたそうです。
今後は複数のセンサーとソフトを融合し、スマートホームや自動車など新しい分野へ利用を広げていくようです。

いろんな用途がありそうですね。
それが利益に結びつくといいですね。

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