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暫くは保ち合い相場がつづくか?

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +8.41 @26,727.54, NASDAQ -26.01 @8,005.70)。ドル円為替レートは106円台に入る円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が821に対して、下落銘柄数は1,209となった。騰落レシオは95.50%。東証1部の売買代金は1兆7305億円。

TOPIX -4 @1,543
日経平均 -92円 @21,194円

週末に控えるG20 大阪サミットの内容を見極めたい雰囲気が強く、積極的な売買が控えられた。中東情勢に対する懸念が高まり(米、イランのハメネイ氏を制裁対象に)、米中首脳会談に対する期待が後退する報道があった。6月29日に開かれる米中について「トランプ米大統領がこれまで中国の習近平国家主席と緊密に行ってきたやり取りを維持する機会にすぎない。貿易摩擦が続くとしても、大統領にとっては前回の協議以降の中国側のスタンスを確認する機会になる」と米政府高官が述べた、と報道された。リスクオンからリスクオフへ振り子が振れ始めたため、リスク回避の円買い・ドル売りが進み、1ドル=106円台後半(5か月半ぶりの円高水準)となった円高が日本株相場の重しとなった。他方、「トランプ米大統領が最近、日本との安全保障条約を破棄する可能性についての考え方を側近に示していたことが分かった」と報じられると、円は1ドル=106円台後半まで上昇した。

FRBによる「予防的利下げ」が強く期待されており、S&P500種平均株価指数は6月20日に過去最高値を更新し、ダウ工業株30種平均も最高値に迫っている。米中貿易摩擦やイラン情勢など不透明感は強いが、米国の景気指標は堅調であり、過去の予防的利下げの局面では株式相場が過熱してバブルを引き起こした。今回はどうなるか?

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線も25日移動平均線もほぼ横ばいとなり、株価は辛うじて10日移動平均線の上に踏みとどまった。60日移動平均線もほぼ横ばいである。売り買いどちらかの強い株価材料が出てこない限り、株価は狭い範囲内で保ち合いとなりそうである。

33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、証券(2位)、電気・ガス(3位)、石油・石炭(4位)、建設(5位)となった。

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