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5か月振りに「裁定買い残<裁定売り残」⇒底入れの兆候?

昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +249.17@26,753.17, NASDAQ +64.02 @8,051.34)。ドル円為替レートは107円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄が619に対して、下落銘柄数は1,458となった。騰落レシオは93.17%。東証1部の売買代金は2兆7182億円。

TOPIX -14 @1,546
日経平均 -204円 @21,259円

米国株式相場は大幅続伸したが、円高・ドル安が進み1ドル=107円台を突破しそうな勢いに警戒感が高まり、株式相場全体の頭を抑えた。後場に入ると、トランプ米大統領がイランに対する軍事攻撃を一時承認していたと報道され、地政学リスクが高まり、これも株価を下押しした。本日の売買高は大きく膨らんだが、世界的な指数算出会社による指数構成銘柄のリバランスに伴うものであり、実質的な売買は薄商いだったと言える。

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線も25日移動平均線も上向きになっており、今日は陰線となったものの、それらの移動平均線の上で推移している。目先は上に振れやすい。また、裁定買い残の推移を見ても上げやすいと言える。現物と先物の関係には理論値があり、その理論値を大きく先物が超えると割高な先物を売り、割安となった現物を買い、これが「裁定買い残」として記録される。その後、先物の割高感が低下してきて価格差が縮小したところで反対売買をして利益を確定する。6月14日時点の裁定買い残は5,425億円まで低下し、他方、物株の残高である「売り残」は6,965億円となり、5か月振りに「裁定買い残<裁定売り残」となった。裁定買い残の減少は将来の現物株の売り圧力が低下することを意味し、相場の底入れの兆候とされる。
https://karauri.net/saitei/

FRBは7月にも利下げに踏み切ると見られる。これは株高要因である。しかし、利下げ幅やそのペースの速さ次第では、円高が進行して日本株にはマイナスに働く。米国の利下げが日本株の株高圧力であると同時に株安圧力となり、どちらの力が勝るかは今の時点ではまだ分からない。

33業種中26業種が下げた。下落率トップ5は、医薬品(1位)、建設(2位)、不動産(3位)、倉庫・運輸(4位)、その他製品(5位)となった。

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