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救済策もたもた

 24日の日経平均は12115.03円(24.44円高)。NYの株安を受けて安く始まったが、三菱UFJや野村など日本勢がアメリカ金融機関の支援に出動するという動きを好感して、銀行株を中心に切り替えした。とはいえ、プラスになったのはほんの瞬間に過ぎない。日足では依然として基準線と転換線の間で転換線は下向き、週足は転換線12385ははるか上に位置している。NYがかなりさげているのに、うたれづよくなっているともいえるかもしれないが、NYの下げにもかかわらず、為替があまり円高に動かないので安心しているということなのかもしれない。いずれにせよ、まだ下落基調をかえるような勢いはみられない。
 24日のNYは10825.17(‐29.00)。結局ほとんどかわらず。日足基準線11124の下、日足転換線10971のわずか下、基準線、転換線とも横ばいであり、目先は弱含みの模様眺めの感じだろうか。週足月足は下降基調。バフェット氏がゴールドマンに出資というニュースが出る一方、政府の安定化策には議会で批判が噴出、バーナンキさんは景気に弱気の見方を示すなど、強弱材料がいりまじり、明確に反発できないでいるようだ。為替は106.64で少々ドル高に戻しているが、日足基準線104.61と転換線107.14の間で、こちらも目先このあたりで停滞しており、明確な方向感はないように思われる。
 日本の金融機関がアメリカの金融を助けるといって東京市場は好感しているが、そもそも素直に喜べるような状況だろうか。もちろん業務の国際展開にとっては無二のチャンスとみたのであろう。だが果たして本当に金融不安の出口がみえているのか、どうか。チャンスには後ろ髪がないというので、リスクをとってこそ、攻めの経営はなりたつともいえるかもしれないが、チャート上はまだどうみても金融不安が収まっているとはいえない。大丈夫なのか、他人事ながらいささか心配してしまう。24円高という日経平均は、市場のそうした微妙な受け取り方を表現しているのではないだろうか。
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