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捨てる基準

2019.04.16
 あっちの家には、モノが少ない。モノがない方が気持ちがいいというミニマニストとは違う別の理由で少ない。
 別の理由とは、「モノとは、持ち主が死んだら全部遺品である」と思っているからだ。
 遺品とは、究極全部ゴミである。

 どんなに自分にとって価値があるモノでも、それを引き継ぐだれかにとって無価値であれば、それは遺品になった瞬間からゴミと化す。
 値の張る物は現金に変わり、値のつかないモノは燃えるゴミと粗大ゴミだ。
 遺品整理とか言ってるが、正確には、遺品処理で、もっとかんたんに言えば、ゴミ処理ですわ。

 ものってのは、自分が楽しむ分には賛成だ。が、これは孫ちゃんに残してあげるの、といいつつ、人形を集めているご婦人がいる。1体10万円単位、100万円単位のお人形様だ。
 その孫にとって、ご立派なお人形は、歴史的価値とか、愛好するとか無縁でっせ。孫ちゃんは、ご婦人宅にお泊まりした夜に、夜中に目が覚めて、上から人形に見下ろされて、ギャン泣きしたトラウマが現在継続中。人形なんか大嫌いだと叫んでいる。
 あっちが思うに、孫ちゃんは、遺品になった瞬間から、家に溢れる人形を、現金化することを考えるだろう。値はつかないが思い出の一品、なんてのは、即ゴミ箱行きだ。

 あっちには、こんまり流おかたづけとか、断捨離なんてのはあんまり効かなかったが、以下はよく効いた

 お片付けの心得。ゆいがの場合。

 1. どんなに本人にとって価値あるものであっても、本人が死んだら全部ただの遺品である。
 2. 遺品の9割はゴミである。残りの1割も、ゴミ箱のかわりにリサイクル業者に行くだけで大差ない。
 3. それがなかったとして、買うか?
   買わないと思ったら、いらんもんである。さっさと捨てろ

 
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