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明確な下げ渋りを示した

昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -617.38 @25,324.99, NASDAQ -269.92 @7,647.02)。ドル円為替レートは109円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が931に対して、下落銘柄数は1,139となった。騰落レシオは74.92%まで下げてきた。東証1部の売買代金は2兆8526億円。

TOPIX -6 @1,535
日経平均 -124円 @21,067円

米国の対中関税「第4弾」(約3000億ドル=33兆円:スマホ、ノートパソコンなど3805品目、実施は6月末以降)が発表され、これに中国も報復する姿勢を明確に打ち出した。米国株は大幅続落し、それを受けて本日のTOPIXと日経平均も7日続落した。7日続落は2016年3月29日から4月6日まで続いたが、それ以来3年1ヶ月ぶりである。今回の7日続落では、日経平均は1240円下げた。令和に入ってから下げっぱなしである。日経平均は一時21,000円を割り込んだが、トランプ大統領が米中の通商交渉について「多大な成功になるだろうと感じている」と発言したと報道され、やや買い戻されて下げ幅を縮小した。

4月までの株価の戻り局面は、米中が貿易交渉で最終的には妥協するだろうという楽観シナリオが背景にあったが、今回、その楽観シナリオが砕けた。しかし、このままどんどん悪化するとは思えない。トランプ米大統領は2020年の米大統領選挙で再選を狙うなら、このまま米国経済を失速させるようなことはしないだろう。必ずどこかで手打ちになる。それがいつかははっきり分からないが、今回の第4弾の対中関税の実施が6月末以降なので、6月末が一応の目処と言えるのではないか。

日経平均の日足見ると、ギャップダウンして始まったが、結局、陽線で終わったことで明確な下げ渋りを見せた。心理的な節目であり下値支持線でもある21,000円を辛うじて終値で維持した。今夜の米国株が大幅続落しない限り、明日は自律反発を試しに行くだろう。

つなぎ玉は逆指値が発動されてすべて買い戻しました。今日の安値を下抜けたらまたつなぎ直すだけです。

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、水産・農林(1位)、ゴム製品(2位)、サービス(3位)、輸送用機器(4位)、金属製品(5位)となった。


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