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あの世とこの世の話 ブラジル式で行こう

とうとう大御所があの世に逝ってしまった。
4/13、明け方4:25分の少し前。少し、あっけなかった。

まだ意識のあるころに、
オイラの視た白旗神社での不思議な光のこと、
県公務員時代にIT談合ではめられた件、
そしてその事件当日に感じていた嫌な予感(オイラと大御所と職場の上司)、
村上春樹らの小説材料になったこと、
行きつけのスナック門経由で起きたM親分を発端とした敵討ち、
などの話をした。

神というものが存在するとしたら、
まるでそういうものにプログラムでもされていたかのような出来事だったと、オイラは語った。

一応、稲荷神の視点で見ると、「お稲荷さんと霊能者」という書籍に
あったとおり、この神は、ざっと100年単位で人々を動かすことが可能だ。
それが、三島由紀夫の小説に表されているように感じる。

大御所は、ホントウにそんな風に思えるねと笑った。
きっと少しは、死んでもあの世があるかもしれないと安堵してくれたと思う。

父親の時と同様、オイラは悲しくない。
ブラジル人のように、明るく送り出してあげようと考えている。
49日の間、可能な限り縁のある酒場へ足繁く通って、
大いに飲もうと思っている。

オイラたちは、ちゃんと神様の言うとおりの仕事をした。
そして、共謀罪が成立した。
共謀罪成立までにいろいろと尽力してくれた皆さんに、心からお礼を言いたい。







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