小林製薬は、温暖化や猛暑を背景に人気となっている冷却シート「熱さまシート」を増産するため、愛媛県と中国の工場の生産能力を約2倍に増強するそうです。
風邪などの発熱時に額に貼って使うジェルシートとして平成6年に発売されましたが、暑いときのリフレッシュや熱帯夜の寝苦しさ解消を目的に使われることが増え、販売が伸びているそうです。
熱さまシートは冷却効果が長持ちすることや、はがれにくさが東南アジアや米国でも評判となり、平成30年の世界販売は約4億枚を記録したそうです。
中国でも人気が高いですが、現地の販売価格は流通コストが上乗せされて日本国内の約2倍となっているため、訪日客がまとめて購入していくケースが多いそうです。
小林製薬は60億円を投じて愛媛県新居浜市の工場に新棟を建設中で、平成32年の稼働を目指すそうです。
中国安徽省の工場にも40億円を投じて増産態勢を整えるそうです。
以前爆買いで中国の人が「熱さまシート」をたくさん買っているというのを聞いたことがあります。
まだまだ伸びるんでしょうかね。
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