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株価サイクル3が近づいてきた

先週金曜日の米国株式相場は反発した(DJIA +181.18 @26,031.81, NASDAQ +67.84 @7,527.54)。ドル円為替レートは110円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,585に対して、下落銘柄数は467となった。騰落レシオは110.64%となった。東証1部の売買代金は1兆9870億円。

TOPIX +11 @1,621
日経平均 +103円 @21,528円

トランプ米大統領が対中関税の引き上げ時期(3月2日が当初の予定)を延期すると表明したことで、上海株式相場が大幅高となり、日本株も上げた。トランプ大統領はツイッターで「構造問題などで十分な進展があった」と説明した。米中両国は習近平国家主席との首脳会談を3月下旬に開く方向で調整を開始した。これらを背景に、日経平均は一時160円ほど上げた。ただ、後場は上値が重くなり、商いも薄くなった。主要企業の業績見通しの悪化が懸念されているからである。上場企業の2019年3月期は3年ぶりに減益となる見通しであるため、さらにその先の2020年3月期の業績見通しについても警戒感が高まっている。だから、上値を買い上がることを躊躇う。

日経平均の日足チャートを見ると、上向きの10日移動平均線が一番上に位置していて、株価はその上を滑り上がるように動いている。25日移動平均線も上向きである。60日移動平均線はまだ少しだけ下向きだが、あと数日以内に25日移動平均線がこれをゴールデン・クロスしそうである。もしそうなれば、上から10日移動平均線、25日移動平均線、60日移動平均線という順序となり、後は60日移動平均線の傾きが上に転換すると株価サイクル3(着実な上昇局面)に入る。企業業績見通しは曇りとなってきて株価の下押し要因だが、米中貿易摩擦の霧が少し晴れてきたため、これが株価押し上げ要因となる。どちらの力が強いか次第で、これから数週間先の動きが決まる。

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、電気機器(2位)、証券(3位)、ガラス・土石(4位)、非鉄金属(5位)となった。

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