世の中、色々な企業があるもんだ。
食わず嫌いじゃーありませんが、
すんばらしい業績やすてっきなビジネスがあるんなら、買わず嫌いなんてモッタイナイ。
ってなわけで、今年もね。
いろんな企業を知る機会、行ってしまいました東証IRフェスタ。
それじゃーざっくりご紹介しましょう。
●KHネオケム(4189)
協和発酵の化学品事業から独立した企業。
高い技術で化学素材を作っているそうです。
例えば、高い保湿性と抗菌性を両立したスキンケア製品の原料を製造。
奥さんの使っている、高品質の化粧水や美容液に入っているかもしれませんよ!
また、オゾン層を破壊しないエアコンの潤滑油原料も作っているそうです。
これは、世界シェアも高いそうです。
他にも、半導体製造時に使う薬剤も製造しているそうです。
あさっての視点:
電機や自動車メーカー程ではないにせよ、景気には左右されるだろう。
ただし、常に消費される化学薬品であることは利点。
●アズビル株式会社(6845)
大きく分けて下記三つの事業を展開している企業。
・ビルの空調設備を提供、メンテナンス
メンテナンスで7割程の売り上げがあり、安定しているとのこと。
・工場やプラント向けに計測制御機器を販売。
・ガス、水道のメーターを販売。
ガスメーターに通信機器を付けることで、
ガス会社の社員がわざわざメーターを確認しに行かなくてもガス残量を把握できるシステムを提供しているそうです。
あさっての視点:
IoTを売りにできる企業といった印象です。
ビル空調やインフラ向け事業は景気に左右されにくいのではないでしょうか。
●日本タングステン株式会社(6998)
タングステンなどを材料にした部品、製品を開発、販売している。
タングステンは熱に強く、硬い特徴があるとのこと。
不織紙などを高速で切断する装置は世界的に高いシェアを持っているそうだ。
また、ハードディスク部品、磁気ヘッド基盤では75%もの世界シェアを誇るとのこと。
ハードディスクはPC向けはやや落ち込んでいるが、サーバ向けが伸びでいるそうだ。
●カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
太陽光発電のインフラファンド。
投資法人自体は、発電した電力を直接電力会社に売ることはできないので、
仲介をはさんで電気を売って(名目的には設備を貸し出す)、事業を運営している。
自然エネルギーの買取価格は年々下落しているが、
運用している太陽光の発電所の多くは初期の頃に開発・契約済みなので、
現時点では比較的高い買取価格で契約しているとのこと。
あさっての視点:
地震、台風などにより、ソーラーパネルが損傷するリスク、出力制限によるリスクあり。
ただし、収益は安定していそうだ。
今回はこの辺で。
※なお、私の聞き間違いなどございますから、
検討する際は実際にご自身で調査したうえで判断してくださいませ。