どの価格を見るかにもよりますが、
金の現物ETFでは、2011年の中頃からレンジ相場を形成しています。(どっちつかず!)
2015~2017年の3年間は現物が余っている状況で。(ゴールドサーベイ2018より)
究極の通貨とは、グリーンスパン元FRB議長の金に対する評価だ。
そして、無国籍通貨とも呼ばれる金。
今回は、買い手がその通貨としての側面を見出しています。
その買い手とは、中央銀行。
ロシアにカザフスタン、インド、そして中国などの国々です。
今までは外貨準備と言えば、ドルやユーロだったが、
アメリカの通貨支配を受け入れられない(もしくは信用していない)国々が金を選択している側面があります。
各国の外貨準備需要は、世界の宝飾品需要や地金などの投資需要と比べるとまだ少ない。
しかし今後も中央銀行の買いが続けば、現物需要、そして金価格の底上げにつながる可能性がありますね。
※なお、私は金の買いを推奨している訳ではないので、ご注意を。(売りも推奨してませんが。)
有事という世界情勢の下の金、ドルに対する金、物価・インフレ対策としての金、
金融商品としての金、各国の中央銀行と国民の売買動向。
このように、考慮すべき面が多数あり、金については読みにくいものがあります。
(思惑も絡んで、読みにくい資産だよねホント!)