米国議会は政府機関の再閉鎖を回避するために
メキシコ国境の警備費用として1500億円の予算を承認しましたが
トランプ大統領が要求している国境の壁建設費用6300億円からは程遠い金額です。
国境の壁建設はトランプ大統領の念願且つ公約であり
妥協案ともいえる1500億円を受け入れるかどうかは不明です。
因みに昨夜のNY市場は政府機関の再閉鎖回避への期待も上昇した原因の一つで
万一トランプ大統領が議会の決定を拒否すれば倍返しの混乱もあり得ます
ただ民主党が下院で過半数を占めて以来
トランプ大統領は協調姿勢を示しており、何とも微妙な状況だと思います。
一方、3月1日が最終期限の米中通商協議は詰めの段階に入っていますが
最近の株式市場を見ていると、極めて楽観的という印象を受けます。
しかも連邦政府の債務上限引き上げ期限と重なっており
市場が楽観視したまま「W Xday」を迎えるかどうかは甚だ疑問です。
という訳で、こういう時は「損をするより儲け損ねる方がマシ」と考え
嵐が通り過ぎるのを待つのも一考かと。。。
ただ腕に自信がある方にとってはボラ釣りのチャンスかも知れません。(*^^*)