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日経平均、21,000円の下値支持線の堅牢性が試される

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +70.1 @24,597.38, NASDAQ -27.98 @7,070.33)。ドル円為替レートは113円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が252に対して、下落銘柄数は1,826となった。騰落レシオは82.04%。東証1部の売買代金は3兆1637億円。

TOPIX -24 @1,592
日経平均 -441円 @21,375円

TOPIXも日経平均も大きく反落した。前日までの2日間で大幅上昇していただけに利益確定売りが出やすかったとも言える。そこへ、米株価指数が下落し、中国の経済統計が低調だったことが重なって、大きな反落となった。中国国家統計局が14日午前に発表した11月分の社会消費品小売総額や工業生産高が市場予想を下回ったことで、中国の景気が減速しているのではないかという懸念が高まった。他方、今朝発表された12月の日銀短観では、大企業製造業の業況判断指数(DI)は悪化が見込まれていたのが、事情予想に反して前回調査から横ばいとなった。しかし、先行きDIが悪化したため、その懸念で買い要因とはならなかった。

日経平均の日足チャートを見ると、21,000円辺りが下値支持線として意識される。来週はこの下値支持線の堅牢さが試される。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、精密機器(2位)、機械(3位)、証券(4位)、建設(5位)となった。

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