「お母さまが緊急手術を要します。
すぐに病院へお越しください。」
遡ること数日前。
腹痛を訴える母が地元クリニックに行き、
週明けの月曜日に胃カメラを予定していました。
クリニックではとりあえず処置はしてもらい、
急性期は基本一言さんを断るから、救急相談ダイヤルを通して相談してみて。
おそらく、急性期の診察を勧めると思う。」
・・・10分後・・・
妹:「救急相談でも急性期に行くように言われたけれど、
私:「それは、最初にあなたが急性期に電話を掛けた時、
やっとのことで、急性期病院の代表受付が看護師さんに電話をつなぎ、
診察を受けてもらうことができたようです。
それでも、CTを撮り、点滴くらいしかしていないのに、
「今日はこれ以上悪くならないと思いますので、
月曜日にクリニックの方で胃カメラ検査をしてください。」
と医師が自宅に帰るように促したという。
夕方、私が急性期病院に駆け付けた時には、母は痛みで身動きもできない状態。
「私がこれだけ苦しんでいるのに、お医者さんは大丈夫って言う。」
妹と私は、お母さんが苦しそうにしているのに、家に帰っていいって、
ところが、入院した翌朝には私が病院に到着次第、緊急施術をするという。
最初に地元クリニック、そして急性期病院までもが、
苦しんでいる患者に自宅に戻って良い、と判断した根拠はいったい何???
数々の疑問が渦巻く中、
自分には専門知識がないから、と言って、簡単に専門家に引き下がったり、
疑問に思うことを飲み込んでいたら、簡単に命を落とすと思った一件でした。