「嵯峨天皇勅封般若心経御開封記念」裏千家 献茶式に参列してきました
毎年献茶式が行なわれる神社仏閣もありますが、
大覚寺で最後に執り行われたのは昭和42年で、
まさに50年と1年前だそうです。
ご奉仕は鵬雲斎大宗匠だったとのこと。
どおりで私の記憶にないはずです
始まる少し前に部屋の横からやや強い風が吹き渡り、
一瞬でその場が清められたかのようでした
大覚寺門跡等に導かれ、坐忘斎御家元が入堂。
僧侶等による真言の後、
坐忘斎御家元は中央に据えられた祭壇に濃茶と薄茶を謹呈されたようです。
・・・と言うのも私の席からでは全然見えなかったからです聞くところによると、入堂できなかった人もいるとか。
私も早めに来たつもりが、思ったより後ろの方でした。
今日一番記憶に残ったのが、観月台での茶席で、
蓋置が菊唐草の「高御座」。(画像1)
秋になり、平成も終わりに近づいてきて、なんだか寂しくなってきました
献茶式に参列、茶席をまわり、写経も終え、五天皇さまの勅封般若心経を拝見。
全てのメニューをこなしたせいか、大門から帰ろうとすると、
温かいお見送りを受けたような気持ちになりました