ムニューシンアメリカ財務長官が述べた【日本に為替介入をさせない為替条項】を麻生財務大臣が【為替条項は、今回も会議の題目に無い】
この記者会見ニュースで為替レートはスルスルと円安でした。現在も112円超しです。
では、今後の相場ですが
1 日本の継続的な対外投資で円安基調は変わらないと考えます。
対外投資では年金積立管理独立機構は今年も5兆円の投資で、ありあまる外貨を対外投資です。
2 原油高騰で貿易収支の悪化です。これは日本の外貨流出で円安要因です。
3 10年国債利回りの日米金利差の拡大。
この金利差は、アメリカの金利上げで更に金利差は拡大します。
今後4回予定されるアメリカ金利上げは1%が更に上がる予定です。最後のアメリカ金利上げでは、アメリカは10年物国債利回りは4.5%と推測します。
4 民間企業の海外買収では、ソフトバンク、武田製薬の大型買収の類いが更に出てくると考えます。 企業には、かなりの利益余剰金が【唸っています】
海外買収では全て日本からの外貨送金ではなく現地、又は海外銀行、海外での社債発行も有るが、日本からの外貨送金も当然有ると考えます。
溜まりすぎた外貨の吐き出しが、今後加速されると確実に円安要因です。
2014年を分析すると、海外投資は現在の様に活発では有りませんでした。
ただ、貿易収支が-10兆円でしたので 為替レートは最高126円でした。
その時の日米金利差は2%でした。
来年の日本の10年国債利回りの 金利は?
0.2%か?
だとすると日米金利差は4%以上に成る。これは過去に経験が無い金利差と考えます。
金利差が拡大するなら、当然運用資金のコスト安で外国から日本株式相場に雪崩的に参加するのは明白です。
ただ、そうなるとアメリカは当然、円安からの日米金利差を問題化して日本の異常に安すぎる金利にクレームをつけるので
日本は想定よりも早い時期に 日銀は金利を上げるのが
正常と考えます。
以上の条件から、日本株式相場は環境が最高に良いと想います。ただし日銀金利上げで
企業により【金利上げ悪条件】は当然有ります。→例 不動産等 特にマンションは
ただ、アメリカの中間選挙迄は、トランプの国民受け狙いで 何が起きるか判りません。
慎重なら、中間選挙の結果分析からがベストです。
では、トランプが中間選挙で落としたら日本の相場は?
案外、トランプの暴走が止まる思惑で 結果は相場上げでは?←ただし、一旦は下げるか?
では、トランプが中間選挙勝利なら?
トランプはパウエルを差し逐えて 無知故にアメリカ金利上げを 押さえる発言は確実です。
更にドル高を主張して 色々にドル安発言すると考えます。→これは円高を意味する。
しかし、ドル安発言=アメリカ株式相場上げ故に 追随する日本相場には朗報か?
中間選挙の後は、どちらに転んでも 日本相場には朗報か?
現在から中間選挙迄は、滑って 転んで 上げてのドキドキ相場を予感します。
ただ、中間選挙迄 時間が有りますから
今後狙える銘柄を調べることは充分に出来ます。
年初来最高値をつけると、必ず【調整】は来ます。
俗に言う 調整からのドン下げ そのドン下げからの早い回復があれば 相場は更に最高値を狙うと考えます。現在の空売り比率は1%空売りが伸びています。アメリカ恐怖指数=VIX指数は昨日よりも激減 アメリカは潜在的に好況です。
さて、史上最高と言われる日本の中間配当金 その配当金と今期の業績予想発表のシーズンは
直ぐそこまで来ています。
現在の相場環境は良いと 考えます。
それを阻害するのは、ムニューシン発言からの下げで解る様に 年初来高値からの 【臆病】では?
この踏み込んだ見通しを、敢えてするのは
アメリカ経済指標が おおむね良好だからです。
例え現職大統領のトランプの中間選挙結果が
トランプ 不利でも有利でも アメリカ経済指標が良ければ
中間選挙は関係無い
と かなり乱暴な意見ですが そう想います。
私はトランプ行動に振り回され過ぎた と反省しています。
株式投資は、企業の成長と利益にするものです。
トランプに投資するのでは 有りませんでした。
トランプの共和党は 上院では、選挙の議席の関係で 今回は有利です。
ただ、選挙の議席の関係で共和党は下院では不利です。
最近の情報分析で 個人的予測ですが
【ネジレ】上院→共和党。 下院→民主党。を予測します。
ネジレは、議会運営上 トランプ暴走は押さえられる可能性が有ります。
それにしてもアメリカ史上最高齢の大統領トランプ
あの年齢で あの暴走
確実にアメリカ大統領史上に 名前は残します。
ハッタリで 北朝鮮と
ハッタリで中国を押さえる
ハッタリでユーロに貿易条件変更
そのトランプの代理人のムニューシンは、これから日本で 何を発言するのか?