年寄りの「武勇伝」は、「老害」でしかない

[夢想人さん]

いや、年寄りに限らないかもですが。

個人投資家で、「億り人」とか、

そんな人がチヤホヤされて、そんな人が、

自分の投資手法なんかを、得意げに披露したりするのを

見聞きしたり、読んだりすると、「痛い人だなー」と思ってしまう。

その人の置かれた特殊な状況における、

他の人には再現不能な手法としか思えなかったりする。

でもって、そんな手法を、何も考えない人が真似して火傷を負うと。

自分の投資手法を、得意げに語るという事は、

一方で、多くの「何も考えな人」を不幸のどん底に落とす行為であると、

なぜ、気が付かないのだろうか？

実に謎である。

「投資は自己責任で」

取ってつけたようなエクスキューズを、本当によく見かけるけど、

それが、あたかも「免罪符」のごとく使われている。

金融機関の投資勧誘に、特に多いけど、本当にガチで訴訟になった時に

そんなエクスキューズ（正式には、「ディスクレーマー」でしたっけ？）

が、本当に有効なのかは、ぶっちゃけ、ケースバイケースとしか言いようがない。

だから、「投資は自己責任で」

と取ってつけたように、書いたとしても、ブログとかで何を書いても許される

というものではないことに、

よくよく注意した方が良いと思う。

しかしながら、「武勇伝」を誇りたい人というのは、

どこにでもいるものである。

人は、「承認欲求」から逃れられないのだろうか？

「投資」に限らず、何事においても、自分でよく考え、行動する

そうでないと、現状維持も、おぼつかないだろう。