平成相場三昧伝 別伝保険篇(自然災害篇)

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平成相場三昧伝 別伝保険篇(自然災害篇)

ザ・そうかいリポート≪危険との対決≫by損害保険


地震保険(雑記・後篇)


 ◎これは、三井住友海上の代理店さんから、聞いた話として、

東日本大震災のあとで、やはり保険金の銀行支払が出来なくなり、代理店による手配りになったらしひ。

自宅ではなく、その東北の町の壊れた銀行のATMの前で、落ち合う手はずになった。


 といふことは、お客さんは、家が倒壊したか、津波で流失したのかな。

ともかくも、銀行の防犯カメラの下で、保険金を手交したところ、お客さんは、声を上げて号泣しだした。

うれし泣き?いや、さふぢゃあるまひ。たぶん、張りつめていた心の糸が切れたのさ。


 現行の地震保険では、保険金は建物・家財の時価の半分まで。これでは、家の立て直しは、できませぬ。

古い家なら、減価償却も進んでるだらふし(時価が目減りしている)、第一立て直すならば、あと片付けやら、取り壊すやらの費用もかかるはず。

そこで打つ手として、考えられるのが、EX地震保険(上乗せ保険)。これは、4年ほど前、東京海上日動で自宅の火災保険更改のときに試算してもらった。

いまは時価総額2000万円の家に、1000万円の官営地震保険を持っています。残り1000万円を民営の東京海上日動の地震保険で賄(まか)なふ。

自由設計型『超保険』ならできます。

提示された保険料が、5万円程度。

1000万の地震保険料が年間1万円ぐらひだから、いきなり5倍の保険料。つまり保険料率(rate)が、EX保険の場合5倍なんだよね。

いまの支払火災保険料が年間62000円程度だから、いきなり年の払いが、11万超になる。

う~んたまらなひな、とお断りしましたけれど、かふ熊本、北海道と地震が、続けば、EX保険への加入も現実味を帯びてきた。

そうかいリポート≪危険との対決≫ つづく。


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