大垣共立銀行は、人材紹介業への参入に向け、転職サイト運営のビズリーチと提携するそうです。
同社が持つ中途採用人材のデータベースを活用し、取引先企業に対し管理職候補らを紹介するサービスを９月にも始め、中小企業の人手不足や後継者問題の深刻化に対応するようです。
提携でビズリーチは、登録者128万人以上のデータベースを提供するだけでなく、人材紹介のノウハウも指南するそうです。
同行は営業担当行員らから取引先の求人ニーズを把握したうえで、年30件以上の成約を目指すそうです。
名古屋市内で記者会見した土屋嶢頭取は「さまざまな人材を求める企業が増えており、取引先と踏み込んだ付き合いができるようになる。一歩進んだ地域貢献をしたい」と述べたそうです。
全国の地方銀行では現在、金融庁が監督指針を今春改定し、人材紹介業を扱えるよう明文化したことを受け、国に参入許可を申請する動きが相次いでいるそうです。
同行は９月１日にも認められる見通しで、ビズリーチは今後、年10行以上に同様の支援事業を進めるとのことです。
年30件程度では、あまり収益には貢献できなさそうですね。
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