スルガ銀行のシェアハウス投資向け融資で多くの不正があった問題で、融資を受けた物件オーナーに、Jリーグの選手や元選手が少なくとも約10人含まれていることがわかったそうです。
シェアハウス投資は不動産業者のずさんな計画で破綻し、多額の借金を抱え「試合に集中できなかった」という選手もいるようです。
複数の選手から相談を受ける加藤博太郎弁護士によると、元日本代表を含む現役選手や元選手ら約10人がシェアハウスに投資し、スルガ銀行から融資を受けたそうです。
日本サッカー協会に登録して選手の契約や移籍交渉を担う「仲介人」が勧誘したとのことです。
不動産業者は「仲介人に紹介手数料を払った」と話しているとのことです。
ある選手は「信頼する仲介人から『今後のためになる』と誘われた」と明かしたそうです。
今年初めに事業の破綻が鮮明になり、その頃は「試合に集中できなかった」とも語り、他の会社員らのオーナーと同様、選手の融資資料も改ざんされていたそうです。
今も銀行との債務返済の交渉や、シェアハウスの入居者を集める管理業務に追われ、「日々のストレスは大きい」とのことです。
スルガ銀行には「サッカーを支援してくれているので、複雑な気持ちだ」と話したそうです。
スルガ銀行はサッカー王国・静岡に本店を構え、天皇杯の特別協賛など熱心なサッカー支援で知られており、岡野光喜会長兼CEO(最高経営責任者)は静岡県サッカー協会長を16年以上務めているそうです。
スルガ銀行は取材に「個別の事案についてはコメントを控える」と回答し、
日本サッカー協会は「詳細を把握していないため、現時点でのコメントは差し控える」とのことです。
Jリーガーも犠牲者だったんですね。
お金を持っていることと、だましやすいと思われて狙われたんでしょうかね。
8358:607円