日経平均
8月24日の日経平均日足は226010.77(+190.95)で5日線、25日線、75日、200日線を上回った。一目均衡表は転換線、基準線、雲の上、遅行線は基準線の上、雲の上、転換線、ローソク足とぶつかっている。ボリンジャーは、プラスσの内側。パラボリックは上昇に転じ、モメンタム12は0ラインに接近、MACDはゼロラインを突破、ただしDMIはプラスとマイナスが交錯ADXは低下。フィボナッチは直近高値から23.6%水準を上抜けている。短期的な指標は一気に好転しているが、週足では雲の上限で反発しているものの 週足 パラボリックはまだ下向きになっていて 月足もパラボリックはまだ下向き。大きな三角持ち合いの中にあるのではないかと思われる
TOPIX
8月24日のトピックスは1709.20(+10.98)で5日線の上だが、25日線、75日線、200日線の下にある。一目均衡表は転換線の上ではあるが、基準線の下、雲の下、遅行線は転換線の下、基準線の下、雲の下、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは、-σの内側。パラボリックは下降、モメンタムは上昇しているもののまだマイナス、MACDも上昇しているがまだマイナス、DMIはマイナスが優勢でADXは低下している。フィボナッチは直近高値から61.8%下げの水準。こちらは週足月足もパラボリックはまだ下げており日経平均よりかなり形が悪い。新興市場も同じようなチャートの形状をしており日経平均だけが日足でかなり戻してきているという印象である。
ドル円
8月24日のドル円は111.27(-0.03)5日線、25日線、75日線の上。一目均衡表は転換線の近辺、基準線の上、雲の上限で反発した形になっている、遅行線は転換線、基準線の上で、雲の上限とぶつかっている、ローソク足の上。ボリンジャーバンドは、プラスσの内側、パラボリックは依然として下降、モメンタムはゼロラインをうわ抜けしてきた、MACDは上昇しているがまだマイナス圏、DMIはプラスとマイナスが交錯しておりADXは低下。フィボナッチは直近高値から23.6%おしの水準。戻しては来ているがまだ下降トレンドラインの下側にある。
なぜか日経平均だけがかなり回復してきているようだがドル円相場もそれほど円安に触れているわけではなく、アメリカの10年国債の金利も低下気味で、一目均衡表上は基準線転換線雲の下で MACD もマイナス圏にあって日米金利差という点からはドル高になる状況とは言い難い。低金利が続くということでアメリカに様々な資金が新興国から還流してアメリカの株式市場が活況を呈しているのに日経平均が短期的に引っ張られているのではないかと思われる。だが日本の株式市場の全体的な状況はむしろトピックスが表しているように思われる。トピックスについて言えば少し戻しているとはいうものの基準線も雲の下限も奪還できていない状況である。