最大瞬間風速は神戸空港で42.2mを観測した。
気になって隣の洋間を確認すると、
雨戸を閉めているのにサッシの上から雨が溢れ出ているのに気づきました
聞くところによると、10階以上のマンションですら、
同じようにサッシから雨が滴り落ちている部屋も少なからずあったそうです。
台風を伴った雨は、上からだけではなく、
横からでも、下からでも、隙間さえあればどこからでも入ってきますから…。とりあえず、タオルをサッシにかまして、時々絞るくらいで何とかなりそうでした
応急措置は取ったので、一階の様子を見に行こうと階段を降りていた時、
突然、ぱりーーーーん、と何かが割れる音が聞こえました。
ちょうど母が玄関にいて、格子戸のガラス部分が割れたのでした
雨は小ぶりになっていたものの、風が強く、
何か玄関扉の代わりになるものを探したところ、
コタツのテーブルがちょうど良さそうに思って、
ゴミ袋でカバーをしてテーブルで衝立にしました
玄関に雨水は入っているものの、コタツのテーブルでしのげそう・・・、
と思った時に、玄関で濡れているのは雨ではなく、
血のようなものと気づきました
私「お母さん、怪我をしていない?
なんか血が出ているみたいだけれど。」
母「いや、どこも痛くないけれど。」
私「えっ。そしたら、私かな?!」 「私は大丈夫みたいだけれど。お母さん、もう一度自分の方を見てよ。」
ふたりで確認すると、母のくるぶし近くがざっくり切れている
とりあえず、寝ようと部屋に戻ることにしたけれど、、、
私は寝付けず
台風は通り過ぎているようだけれど、まだ暴風圏内。
そんな暴風雨に混じって、不思議なことに音楽のようなものが聴こえてくる。
去年私が怪我をして一階の和室で寝ていた時に、
聴こえてきたものとよく似ている
でも、調べは西洋風ではなく、東洋風。
ハープみたいな音だけれど、打楽器のような気がする
「水の流れで、高周波音が生まれている」
と表現をしている人がいて、そう、これよこれ、と思いました
3時過ぎ。
暴風圏内はもう過ぎているはずなのに、とイライラすると、
カエルが応援するかのように鳴き始めました。
それが風の高周波音?と重なり、眠気もあって、心地よく感じるほど
たぶんもう大丈夫、と思って
近くのソファーになだれ込んだのは朝の4時過ぎのことでした