kabukabumanさんのブログ
米中貿易戦争はいよいよ大詰めへ(ハイテク株の反発に期待)
米中貿易戦争は23~24日の米中通商交渉後収束に向かうとみられています。
その理由は中国に到底勝ち目は無く
これ以上拗れると習近平国家主席の権力が失墜する恐れがあるからです。
本来トランプ政権が中国に貿易戦争を仕掛けた理由は
2015年から10年間で主にハイテク産業を育成するという政策
「中国製造2025」を阻止するためだと言われています。
「中国製造2025」の具体的な育成分野は半導体や次世代情報技術(5G)を初め
人工知能、航空・宇宙、電気自動車、原子力、新素材、バイオ医療等ですが
米国は特に半導体と次世代情報技術の開発に脅威を抱いており
こうしたハイテク分野の開発を遅らせることが目的だと考えられています。
もっと言えば、習近平国家主席の失脚を狙った可能性もありますが
その目論見は今のところ達成されそうにありません。
しかし中国の権力闘争に火を点けたことで一定の成果はあったと思います。
一方米中貿易戦争は米国経済にとっても決してプラスにはなりません。
ですから中国が白旗を揚げれば米国もすんなり引き下がる可能性が高く
今週行われる通商交渉が収束へのきっかけになると予想しています。
ところで「トルコショック??」とやらでヘッジファンドが動いたため
東京市場は円高・株安が続いています。
しかし世界的な金融不安などと大騒ぎすることではなく
9月に決算を迎えるヘッジファンドの急ぎ働きだという噂もあり
米中貿易戦争の煽りを受け大きく下げたハイテク株は
そろそろ買い場ではないかと考えています。
<ハイテク産業に分類される主なセクター>
①半導体 ②人工知能 ③ロボット ④5G ⑤新素材
⑥情報セキュリティ ⑦ブロック・チェーン ⑧仮想通貨
⑨ビッグデータ ⑩IoT ⑪クラウド ⑫自動運転 ⑬バイオ
⑭コンピュータ ⑮ソフトウェア ⑯航空・宇宙 ⑰電子部品 等
一口で言えば「エレクトロニクス」と「メカトロニクス」ですが
この分野はファンダメンタルズを無視して売られた銘柄多いため
そろそろ仕込み時ではないかと思うのですが。。。(*`ω´*)ドヤッ
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大手ハイテク銘柄が反発すれば、新興市場も下げ止まるのではないでしょうか。
そう考えると、売られ過ぎた新興銘柄を9月初旬までに仕込んで置く手もありそうです。