キッセイ薬品工業は排尿障害改善薬「ユリーフ」で自社製品と製法や成分が同じ「オーソライズド・ジェネリック(AG)」について、第一三共エスファが製造販売承認を取得したと16日発表したそうです。
ユリーフAGはキッセイ薬品が製造し第一三共エスファが販売し、発売は薬価基準収載後を予定しているそうです。
ユリーフは12月に特許が切れ、2019年6月から他社の後発薬参入が予想されており、AGは後発薬で価格が安く、先発薬と同じ成分を使うためキッセイ薬品は従来ユリーフを処方している医療機関への浸透を狙うようです。
ユリーフはキッセイ薬品で最も売り上げが多い医薬品で、2017年度の売り上げは172億円で医薬品事業の3割を占めるとのことです。
少しでも特許切れでの他社参入による売上減を抑えようということでしょうかね。
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