日経ジャスダック平均、マザーズ指数が揃って年初来安値

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日経ジャスダック平均、マザーズ指数が揃って年初来安値

先ずは米国(貿易戦争)の話題から。


トランプ大統領の支持率(5月)は40%、不支持率56%。

政党支持率は共和党40%に対し民主党47%と逆転しています。


一方トランプ大統領の仕事ぶりを支持すると答えた人は46%で

支持しないの48%に肉薄しています。


こうした現象は、トランプ大統領の有言実行姿勢や

米朝首脳会談に応じたことなどが評価されたためではないかと考えていますが

トランプ政権による貿易戦争には反対の声が多く

共和党のNO.1支援者であるコーク兄弟も

中間選挙は民主党支持を仄めかしているそうです。


<貿易戦争に対する国内世論調査(5/31~6/5)>

反対=50%   賛成=31%   分からない=19%


<米中貿易戦争に対する世論調査(5/31~6/5)>

反対=36%   賛成=52%   分からない=12%


世論調査の結果をみると、貿易戦争は反対だが対中貿易制裁には賛成が多く

米国人のプライド(対中感情)や

中国製品への不満などの表れではないかと推察しています。


<米中貿易戦争、米国側の主張>

〇中国からの輸入品(340億ドル相当)に25%の関税を課す(7/6~)

〇後日ハイテク製品など160億ドル相当の輸入品にも25%の関税を課す方針

〇中国が報復関税を実施した場合、2000億ドル相当の輸入品に10%関税を課す

http://www.bk.mufg.jp/report/hconwnew/E4.pdf


米中間で関税引き上げの応酬が何時まで続くかは分かりませんが

輸出入のバランスを考えると不利なのは圧倒的に中国で

貿易戦争が長引けば、中国経済は深刻な事態に陥りかねません。


引き続き「中国株安と元安」には要注意です!


またトランプ政権は輸入車と自動車部品に25%の関税を掛けるとしていますが

これに対しては国外だけでなく

国内団体である「世界自動車メーカー協会(AGA)」と

「米自動車工業会(AAM)」が雇用を奪われるとして強く反発しています。


しかし万一実施されれば日本の自動車業界にとっても大きな痛手で

特に輸出比率の高い「SUBARU」「マツダ」は苦戦を強いられるかも知れません。

一方、ホンダは北米向け「フィット」の生産をメキシコ一本に絞っており

新しいメキシコ大統領とトランプ大統領の関係次第では

再び米国とメキシコの貿易摩擦に巻き込まれる恐れもありそうです。


ところで今日の東京市場はマザーズ指数と日経ジャスダック平均が

共に年初来安値を更新しており、個人投資家の損失が心配です。


ただ6/29以降、G.SによるTOPIX先物の買い越しが続いており

その所為かどうかは分かりませんが、今日は唯一プラス圏で引けています。


さて今晩のNY市場は独立記念日のため休場なので

明日の東京市場は主に為替や中国本土株の動きを注視すると思います。

ただ個人投資家の心理は冷え込んでおり、売りが出易い状況だけに

値ごろ感だけで買い向かうのは依然として危険だと考えます。


もう暫くの間、買い付け余力を充分確保し、買い向かう時は念の為に

インバース系ETFなどでヘッジして置くのが賢明だと思います。

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