バンクオブアメリカ・メリルリンチが実施した
5月の米機関投資家調査(5/4~5/10)によると
投資家の76%が株式相場はまだピークを付けていないと回答し
その大半が「来年または来年以降」まで株高が続くと予想しているそうです。
また最近の国債金利上昇に関連して
株式から債券に資金を移す目安となる長期金利の水準はという問いに対し
「3.6%」との回答が最も多かったとのこと。
ただ日米欧共に1~3月期のGDPは伸びが低下しており
米国の長期金利も2.6%~3.0%のレンジで推移するとの見方が多い様です。
こうしてみると米国株はもう暫く堅調に推移する様な気がしますが
日経平均で気になるのはEPSが5/9の1722.43円をピークに急降下し
先週末時点で1642.57円に低下していることです。
従って日本株は当面海外勢による先物の買い戻しに依存するしかなく
彼等が実需買いに転じるのはまだまだ先のことになりそうです。
因みにこれも先の話ですが、主要証券の先物・OP手口から見た6月MSQ予想は
今のところ、ざっくりですが22500円~22950円辺りです。
(曲がり屋の予想は23500円~24000円ですが・・・)
但し今後の地合い次第では大きく変化する可能性もあるので
引き続き監視を続けたいと思います。