他人の不幸を喜ぶことは決して感心出来ませんが
長年株式投資をやっていると「そんな甘い考えでは生き残れない」
そんな気がする状況に何度も遭遇します。
例えば昨年米朝間の緊張が高まり一触即発状態になりました。
当然東京市場の株価は下落し、唯一買われたのが小型の防衛銘柄でした。
Yahooの掲示板を覗くと石川製作所や豊和工業のスレは異様な雰囲気で
北のミサイル発射や核実験を待ち望む様な投稿がズラリと並んでいます。
そこで私が疑問に感じたことは
「石川・豊和・細谷」の株を買うことが株式投資と言えるのか?
勿論株価が上がると分っていながら買わない奴が馬鹿なのかも知れませんが
心の中に悪魔と天使が居て
天使が「お前に良心というものはないのか?」と私を叱るんです。
私は常に天使の言うことを聞く人なので
防衛新御三家が暴騰するのを、ただただ指を咥えて見ているだけでした。
貪欲さに欠ける人間は投資家失格だと解かってはいても出来ないもどかしさ。
みすみすチャンスを逃した後の自己嫌悪感。
そんな時、自分は三流だとつくずく感じます。
それでも私の投資バイブルには、地政学的リスクで騰がる株の筆頭に
防衛新御三家を挙げていますし
米国の武力行使がNYダウに与える影響についても書き記しています。
<米国のイラク攻撃とNYダウの動き>(出典:経済&マネー)
この様な現象が起こる原因ですが、米国は軍事産業が盛んなため
侵略戦争によって経済が活性化するからだと言われています。
(ご参考:昨年、北との緊張が高まった時に書かれた記事)
https://www.businessinsider.jp/post-105963
さて、2~3日中に米国がシリアを空爆する可能性が高まっています。
イラク戦争と直接比較することは出来ませんが
緊張状態が長引けば、ダウは上昇するかも?
ふとそう思ったので、このブログを書きました。
因みに昨日も今日も防衛新御三家の株価は揃って上昇しています。
当然騰がることは予想していましたが、今回も天使に宥められスルー。
たまには天使に逆らって一日も早くJ3からJ2へ昇格したいものです(^_^;)