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行きすぎた愛猫家たち

ネコにまつわるオモロイ話を知った。

ひとつ目は人からの又聞きなのだが、
あの佐藤優がどーも、かなりの愛猫家らしく、
現在、そのネコが死んだときの墓を探していて、
しかも、優自身が死んだときに、その墓で一緒に眠りたいのだという。

最終的に、そのネコの墓がどこになるのか、
オイラは妙に気になるのだった。

ふたつ目は、文豪・谷崎潤一郎の話。
この人はどーしょーもないくらいエロ爺だったのみならず、
やはりこれまた、どーしょーもない愛猫家で、
死んでしまったネコを、なんと剥製にしてしまったという。

その剥製になったネコを、
神奈川近代文学館にて、島田雅彦が目撃しゲンナリしたと、
書籍で読んだ。

★「深読み日本文学」
  島田雅彦著 インターナショナル新書 2017.12.12.第一刷

島田はゲンナリしたと言うが、オイラは感心してしまった。
オイラも、写真にしている愛猫を、剥製にしてみたいような気がする。
いったい幾らかかるのか、探ってみよう。

しかし、剥製依頼なんて、どこの業者さんに頼めばイイんだろう?

そういえば、行きつけの中華屋さんが、
オイラに、しばしばビジエ肉の燻製をくれる。
たぶんイノシシかなんかなのだが、
これがまた、絶妙のスパイス加減で実にうまいんだな、これが。

この燻製をこしらえている猟師さんにお願いしたら、
剥製が出来るんじゃなかろうか?

でも、剥製どころか、燻製になって戻ってきたらどーしよう。
しょーがないから、食べちゃうんだろうな、オイラは。

三つめは、養老孟司。
この人もかなりな愛猫家かも知れないと、書籍から感じている。
ただし、一度だって可愛いだとか、書いたためしがない。
必ず「この、馬鹿ネコが」などと書くのであった。

けれども、この馬鹿ネコという表現が、どーにも愛情の裏返しと
わかる文脈に書かれているので、読んでいる方は思わずほほえんでしまう。

ひょっとしたら養老は、
この馬鹿ネコを面倒くさいからとか言って、
養老がこしらえた建長寺の虫塚に埋めちゃうんじゃなかろうか、
などと推察している。

その際は、その馬鹿ネコの生前写真をパネルにしておいていただけると、
見学に行く向きとしては、とても楽しめるのですが。。








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