昨夜のNY市場でダウの下げ幅が小さかったことやナスダック指数が反発したため
東京市場も4日ぶりに上昇し、日経平均は3営業日続落した下げ幅の半値戻し。
TOPIXとマザーズは7割、ジャスダックは全値戻しを達成しています。
昨夜日経平均の下値予想(21800円)をしたばかりですが
一夜明けただけで明日のSQ値22500円以上が視野に入るという地合いの激変ぶりは
正直なところ想定外でした。
ところで年内成立が微妙だと思われていた米減税法案ですが
上院、下院共に29日の成立を目指しているとのことでドルが買い戻されています。
この流れを受け為替はやや円安に振れていますが
中東の地政学的リスクが高まっていることや
米国の債務上限問題がさらなる円安の足枷になっているのでしょう。
米減税法案の年内成立が濃厚になったことで
本来なら1ドル115円台の可能性もあったと思うのですが
トランプ大統領の暴走で円安は限定的になりそうな気がします。