すると、
「善悪すべてを映し出す光」という題目が目に飛び込んできた。
潮12月号 大森立嗣/三浦しをん 対談
三浦しをん著「光」という作品は、
オイラの公務員懲戒免職事件が、底の底で題材になっている。
かつてこのブログでも取り上げたことがある。
けっこう、強烈なネタなので興味のある人は検索してちょーだい。
*
記事によれば、三浦しをんは、
ず~っと、大森立嗣に映画を作るよう念を送っていたという。
ホントウにそれが叶ってしまった。
オイラは密かに喜んでいる。
オイラが被害を受けたIT談合首謀者どもは、
さぞや寝覚めが悪いことだろう。
「光」というのは、オイラが遭遇した白旗神社の「光」が元になっている。
マエストロ・ボナセーラで書いていたものが元ネタだ。
作品では、「椿」が文学的象徴になっているが、
それはオイラがブログで、黒川映画の「椿三十郎」が好きだと言ったからだ。
主人公の名前と、そのカミさんの名前は、
オイラ(信也)と、オイラの勤めている会社の会長「南海雄(なみお)」が転じて
「信之&「南海子(なみこ)」になっている。
作品中殺害される黒川親子は、
「ホントウの悪は、F通の当時社長ではなく、先代の黒川だ」
と書いたことが元になっている。
そして、オイラは神奈川県公務員だったが、
信之は川崎市公務員になっている。
川崎にはF通の工場があるから、
しおんはそこを場所に選んだ。
信之は黒川親子を殺していながら、
警察につかまることはない。
つまり、この作品はオイラにとって、
完全な復讐譚になっているのだった。