kabukabumanさんのブログ
日経平均11連騰(11連騰以上は過去8回)
日経平均は10月に入りマイナス日なしの11連騰を記録し(上げ幅は約1000円)
10月11日に突破したアベノミクス相場の高値を5日連続で更新中です。
因みに日経平均の11連騰は今回で9回目になりますが
明日もプラスで引けると「サイコロ全勝」という驚異的な記録を達成します。
また衆院選前は株価が上がるというアノマリーも過去16回中15勝1敗となりました。
<過去の日経平均連騰記録>
〇14連騰=1回(1960.12.21~1961.1.11)
〇13連騰=1回(1988.2.10~2.27)
〇12連騰=4回(1952.6.24~、1953.1.5~、1986.3.1~、2015.5.15~)
〇11連騰=3回(1960.11.1~、1979.11.22~、2017.10.2~継続中)
但し日経平均が11連騰している間
TOPIXは9勝2敗、日経JQ平均は7勝4敗、マザーズは4勝7敗という成績で
株価指数もJQは横ばい、マザーズはマイナスという結果になり
資金の流れは東一銘柄に集中したことが窺えます。
この様な状況になった原因は、与党有利が伝えられたことで
主に海外勢が大型株の空売りを買い戻したためだと言われており
実需買いは僅かだと考えた方が良さそうです。
一方選挙が終わると政策実行や企業業績の見極め
さらには地政学的リスクなどが総合的に評価されるため
上昇相場は一先ず沈静化する様な気がします。
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hmurayama0820さん こんばんは。
私もバブル期を知りませんので
少し古いのですが日経新聞の関連記事を参考になさって下さい。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO87588570S5A600C1I10000/
因みにこの記事が書かれたのは2015年6月ですが
日経平均株価は同じ月に20900円台を付けていますので
株価水準は今とそっくりです。
大きく異なるのは当時に比べNY市場が高騰していることと
円相場が約10円円高(当時は1ドル123~124円)だという点です。
これらを総合的に判断すると、今月日経平均が高値を更新したのは
円相場が当時より円高であるというマイナス条件と
欧米の景気回復やNY株高というプラス条件が相殺されたと考えられるので
過熱感はありますが、株価バブルではないと判断しています。