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為替離れ、リスクを無視?

10月6日の日経平均は、20690.71(+62.15)日足は、雲の上、基準線、転換線の上で、パラボリックは上昇、もう少しでかつての高値2015年8月の20946.93に届くところだが、MACDは横ばい、RSIは84にまで到達していて、天井形成しても不思議ではない状況。週足も雲の上、基準線、転換線の上でパラボリックも上昇、MACDも上昇。月足は雲の上、基準線、転換線の上で、パラボリックも上向き、ただしMACDは横ばいで、RSI14は81.59に達していて、こちらも高値波乱がおきてもおかしくない状況。


一方ドル円は112.62(-0.19)日足は雲の上、基準線、転換線の上、パラボリックは一旦下向きになったが上向きにまた変わっている。ただしMACDは横ばい、ローソク足は113から上は上髭をいくつも出しており、上値の重たさを示唆している。週足も雲の上、基準線、転換線の上でパラボリックは上向きだが、MACDはゼロライン近辺にあり、下降トレンドラインにちょうどぶちあたっている格好。そして月足は、基準線、転換線の上だが、雲の中で基準線転換線は下向きであり、MACDはゼロライン近辺。なおエリオット波動の下降の戻しB波の過程にあるようにみえる。


アメリカの10年債金利は確かに2.345あたりまで上がってきてはいるが、なお14年からの下降トレンドにあり、これがドル円相場に反映されていて、為替は113円を天井に上に抜けられない状況にある。アメリカの鉱工業生産指数や稼働率、雇用統計は、ハリケーンの影響で下がっているが、自動車販売台数や消費の指標は悪くないようなので、これを足掛かりに行き所のない流動性が株式に流入している状況が続いているようだ。東京の株の方も、ドル円の動きからも大きく離れて高値をおいかける展開となっており、債券市場の動きとは乖離した動きのようにみえる。しかしトランプ政権は、民主党を抱き込む作戦で、かろうじて12月まで債務上限問題を先延ばししたものの、オバマケアの撤廃のめども依然たっておらず、減税などは絵に描いた餅。国務長官との関係も軋みを見せており、政権の実行力は疑問符がついたままだ。北朝鮮のリスクも決してなくなっていな。根拠の乏しいバブリーな総楽観相場になっているのではないか、心配になってくる。現にダウのPERは2月の17.6から19.3まで上昇しており、2010年以来の高さだ。


日本の総選挙も、結果を読むのがむつかしい。安倍首相の解散は、スキャンダルによる支持率の急低下を恐れ、野党の乱れに乗じて賭けに出た追い込まれ解散が実態かと思われるが、安倍首相とにわか作りの野党とどちらがましか、というむつかしい選択で、野党に風が吹かなければ、自公政権はなんとかなりそうにも思うが、文字通り選挙は水物で、あけてみるまで不透明だ。日米の政治の不透明さ、そして北朝鮮のリスクを考えると、今の相場はリスクに目をつぶった短期投資なのだろうか。


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