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もうすぐ恐怖の9月相場がやって来る?

8月の東京市場は北朝鮮情勢や円高などで上値の重い展開が続いていますが

月初からの騰落率を市場別にみると、東証二部とジャスダックは上昇しています。


<8月の市場別騰落率>(8/29現在)

日経平均   -2.82%

TOPIX    -1.29%

東証二部   +5.63%

ジャスダック +1.94%

マザーズ   -5.30%


東証二部とジャスダック指数が上昇した主な理由は

先物市場の影響を受け難いことや、指標面で割安な銘柄が多いためだと思います。


つまり日経平均、TOPIX、マザーズが下落した原因は先物主導の可能性が高く

北朝鮮を巡る地政学的リスクに乗じたヘッジファンドの売り介入が疑われます。


<9月相場は一波乱ありそうな予感>

〇米国の債務上限引き上げ問題(期限は9月末、日程的に解決は困難か)

 米国議会は9月6日に再開されますが、債務上限引き上げは歳出予算法案とともに

 新会計年度(10月~)までに上院と下院を通過させる必要があります。


 また債務上限の引き上げは歳出削減とワンセットで審議されますが

 上院・下院共に多数を占める共和党内に歳出削減を求める声が多い上に

 トランプ大統領がメキシコとの国境に壁を造るための予算16億$を認めなければ

 政府機関を閉鎖すると無茶な要求をしていることから

 期限内に法案が通る見込みは極めて低いと考えられています。


 米政府機関の閉鎖は過去にもありましたが

 何れの場合も株価は下落しており、特に東京市場は円高に悩まされそうです。


FRBのポートフォリオ縮小開始(早ければ9月FOMCで決定か 9/19~9/20)

 FRBは予てから年内に資産の圧縮を始めると表明しており

 9月FOMCで早々に決定される可能性があります。


 FRBの資産とは、米国債とMBS(住宅ローン担保証券)のことで

 資産の圧縮とはMBSへの再投資が停止されることを意味しますが

 結果として住宅ローン金利の急騰や住宅需要の低迷を招く危険性があり

 不動産価格が大幅に下落するなど、バブル崩壊に似た事態も考えられます。


 また米国の株価はQE政策による金融相場から業績相場へと完全に移行するため

 一時的に下落することが予想されますし、今後企業業績の伸びが頭打ちになれば

 長い下降トレンドに突入する可能性も充分有り得ます。


〇北朝鮮の挑発行動

 北朝鮮は9月9日の建国記念日に核実験を行う可能性が高いと考えられており

 米国の「9・11」にもミサイル発射など、挑発行動に出る恐れがあります。

 周囲は話し合いでの解決を模索していますが

 外交経験(外交能力)のない北の刈り上げが素直に応じるとは思えず

 問題はズルズル先送りされるのではないかと危惧しています。


以上9月中に株式市場に悪影響を及ぼしそうな三つの要因を取り上げましたが

どれもヘッジファンドが泣いて喜びそうな材料ばかりです。


因みに東京市場はドル円相場108.31円が当面の許容レベルなので

そこを割り込むと輸出関連銘柄を中心に売り込まれ

日経平均は19000円台を維持することが困難だと予想しています。


個人的には9月105円~109円のレンジを想定し株価急落に備えるつもりですが

実際に株価が暴落すれば押し目買いのチャンスだとも考えており

ケースバイケースで柔軟な対応をとりたいと思います。


(追伸)

巷では近々安倍首相が大胆な景気対策を打ち出すのではないかと噂されています。

噂の発端は田原総一朗氏の意味深な発言にあると考えていますがさて。。。


何れにしても9月は買い付け余力を充分確保し

株価の急落に備えるのが賢明だというのが曲がり屋の予想です。


 


 

 

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