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自律反発どこまで

8月25日の日経平均は19452.61(+98.84) 200日線19297のすぐ上、転換線19588、基準線、雲の下、パラボリックは下向き、ボリンジャーはマイナス2σの内に入ってきており、MACDはマイナス圏ながら底打ちでシグナルを上に抜け、モメンタムもマイナスが深いが底打ち、DMIもマイナスが優勢だがADXが低下。オシレータ系のRSI(9)は28まで低下して反発してきていることから、下げはやや弱まってきて目先は一旦転換線あたりまで反発してもおかしくない。とはいえ、トレンドとしてはなお下降、200日線を試す動きで、戻り売りの局面かと思われる。週足をみると転換線の下、基準線19271を試す動きであるが、ボリンジャーはバンドが狭まりつつあって転換を示唆、パラボリックは下向きに転じ、MACDもマイナスに突入、DMIはマイナスが優勢でASXが急騰し、モメンタム(12)もマイナスを下降しており、中期トレンド系指標がどれも悪化していることから、中期的な下降トレンドがでかかっているように思われる。月足は、転換線19271の攻防で、なお基準線、雲の上、パラボリックもプラスで、MACDもプラスではあるが、MACD、モメンタムはピークアウトしており、ボリンジャーのプラスσの内側にはいるかどうか、というところに来ている。



週末のドル円は109.37(-0.19)日足は基準線、転換線、雲の下で転換線109.76まで戻そうとしてはねかえされている形。基準線は低下、パラボリックも下降、MACDもマイナス、モメンタムもマイナスがだが、DMIはプラスがわずかに逆転、MACDもじわりと底這いから上昇、モメンタムは底打ちしており、ボリンジャーは下降ながら、マイナスσの内側に入ってきている。なお下降方向ではあるが、勢いは弱まり転換線までの反発を試す局面と思われる。週足も基準線、転換線の下だが、雲の中で雲の下限(遅行線は基準線上)108.71で止まっている。パラボリックはマイナス、MACDもマイナスだが、DMIはマイナスが優勢だが、ADXは低下、モメンタムは底打ちしてゼロに向かっており、下げが雲の下限の強い抵抗でとまり、ボリンジャーも横ばいでマイナスσ近辺をうかがい、さげ止まったという形である。


日経平均もドル円も、下げ止まりから反発という局面かと思われるが、なお転換線を奪還できず自律反発の域をでておらず、ここで戻しきれずに、日経平均は週足基準線19271、ドル円は週足雲の下限108.71を下に抜けてくると、下げが加速し、下降トレンドが鮮明になるという正念場かと思われる。ドル円よりも日経平均週足はかなり形が悪く、ダウ日足は、MACDはプラス圏を下降しているもののモメンタムがマイナスだが回復しつつあるということで、戻してくる可能性もあありそうだが、日経平均とダウの相関は低下しており、ダウが戻しても、ダウにつられて戻す勢いは限定的ではないかと思われる。


問題のおおもとはやはりトランプ政権の迷走がもたらす混乱であろう。バノン氏の解任にもかかわらず、アフガニスタンへの派兵問題を別とすれば、メキシコとの壁をつくるためには政府の閉鎖もいとわないとか、人種差別とされた保安官を恩赦の対象にするとか、NAFTからの離脱とかいった、貿易政策と内政については、保護主義的、ホワイトナショナリスト的な主張を一向に曲げる様子はなく、引き続き支持率の低下や議会共和党との軋轢が続くことが懸念される。政府機関の閉鎖は、誰の利益にもならないので、債務上限問題はおそらく何とか回避できると思われるが、トランプの経済政策の目玉だったインフラへの投資、減税などはもはや大きな規模のものは期待薄だろう。これを反映しているのか、アメリカ10年債の金利は依然低水準w続けており、債券市場はアメリカ経済の先行きを楽観していないようにみえる。これに対してダウは低金利をはやしている状況が続いている。確かに足元の数字は悪くないようだが、グローバル化の影響で、賃金格差は拡大しており、インフレ率もあがってきてない。そもそもアメリカの景気拡大は長期に続いてきており、有名なヘッジファンドも遅かれ早かれ調整がはいることを予想していると伝えられており、要警戒。


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