「売れそうだから買った。」です。
そして、売れそうってのは、
「住みたい（なんなら永住したい）人が多い物件」ってことです。
【駅徒歩何分】
集合住宅のメリットは、なんといっても利便性の良いエリアに存在すること。そんな土地はむっちゃ高いから、共有で住んで、ちょっと狭かったり、近所の騒音やルール我慢しながら、コストをセーブして住もうというのが集合住宅の基本的な考え方。なので、「駅１０分超物件は、中古に出ても売れないので買うな」というのは定説。最近では５分超えも評価が落ちそうなので、この物件の駅徒歩２分ってのは、かなり安全。ちなみに、「駅近過ぎると騒音が・・・」というのも、２重サッシでちゃんと対策されていました。
【デベ】
三井がダントツ、ついで三菱・住友。野村・東急くらいがつぐ感じな感覚を持っています。
高くても大手のもの買うほうが安心だと思います。と、いうのはやはり倒産リスク→保証問題が一番。あとは、ブランド物のほうが転売しやすい？という安心感。
いまのところ、プラウドブランドは成功しているようですが、そのまま成功を維持して欲しいと期待しています。
【プロジェクトの体制】
売主複数のジョイントデベ物件ではなんだかんだで責任があいまいになりがち。今回は売主：野村単体なので安心です。
また、世の中には設計監理・施工が同じ会社の物件もありますが、監理が機能せずルーズになりがちなのでもってのほかです。
【街】
やはり今～今後住みたい街だったので。
ＴＸエリアや、湾岸など、「今後開発され便利になって行く箇所を、安いうちに買う」という考え方もありますが、要は便利になるまで不便な街で過ごすことの見返りがお金で返ってくるだけなのです。私は、不便な箇所で我慢して生活したくないので、既に栄えている街を選びました。また、「神楽坂」というプラスイメージな街は、今後、発展しないまでも、廃れるリスクが少ないということで安心して買えました。
【ランドマーク物件】
・デベが今後の販売時に、代表作として紹介するような物件であること。
・その街のランドマークとなる物件であること。
・ある時代において話題となり、人の記憶に残るような物件であること。（賞など）
が、転売するうえで、プラスに働くと考えています。
今回、「プラウドタワー二子玉川」以来の野村の代表作となるのはもちろん、「即日完売」の栄冠も予想通り獲得してくれましたので、かなり安心しています。
【構造】
たまにクイが長いことをアピールしている物件もありますが、土地がヤワなのとクイ分の工賃が高くついていることのアピールでしかありません。固くて良い土地は、クイの工賃がかからない代わりに昔から栄えており、地価も高かったりします。まさに本物件は、そんな感じで直接基礎でした。
地震対策は、免震か制震かでよく比較になりますが、コストパフォーマンス的に制震が勝ってたはずです。（ちょっと記憶があいまいですが。）安心の演出の為に、過剰に免震にするケースもあり、まぁ制震でも免震でも良いかと。
【共用部】
無駄に贅沢な共用部がないこと。
建物を長持ちさせるためには、水モノはＮＧです。プール付きなんて、ありえません。
玄関の水盤や滝・川も素敵ですが、修繕費を食うもとになります。
ジム施設や、ＶＩＰルーム、展望室も使う人・使わない人で利害関係を生むので不要。
でも、玄関～エレベータホールは豪華なほうが良い。（だって毎日使う箇所だから。）
そう考えると、けっこうバランスの良い物件だと思います。
【眺望】
西向きを買いました。これは、某掲示板の情報おかげです。「地権者が西に固まっている」という情報からです。いろいろ調べていくと「将来的に開けた視界を担保できているのが、西だった」という理由でした。
せっかくなので、視界は開けているほうが気分が良いですから。
【Ｂ１Ｆスーパー】
プラスの様なマイナスの要素。下駄履きマンションとなり将来的な権利問題を抱えることになります。まぁそもそも土地はオフィス棟も含め共有なので、建替え時は問題だらけでしょうが。
【床面積・間取り】
１００％妥協しました。使い勝手はたぶん悪いでしょう。こればかりはリフォームで対応です。
以上、思い出したら付け足していきます。
